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描くよろこびは国境を越えて
in セブ島

2018.4.30−5.5

2018年4月30日から5月5日にかけて、私たちGOFAR BANKは、NPO法人SEVEN SPIRITのご協力のもと、フィリピン・セブ島にて「絵を描くよろこび」を子どもたちに伝える絵画ワークショップを開催しました。


美しい海のリゾート地として知られるフィリピン・セブ島。
日本からも多くの人が訪れるこの島には、観光客で溢れるリゾート地と隣り合わせるようにスラム街が広がり、物乞いをする子どもたちやゴミ山でゴミを拾って生きる子どもたちが多く暮らしています。


また、セブ島の公立学校には、音楽・体育・美術の授業がないばかりか、様々な事情で学校をやめてしまい、犯罪に手を染めてしまう子どもたちもいます。


そのためほとんどの子どもたちは絵の具で絵を描くという経験をしたことがありません。
その子どもたちに「絵を描くよろこび」や「色を混ぜる楽しさ」を感じて欲しいと願い、日本から多くの画材を持ちこみました。


最初に訪れた貧困地区のコミュニティでは、2歳から13歳までの子どもたち約45名に箱の型紙に絵を描いてもらうワークショップを開催しました。
絵の具が乾くまでの時間は、持ってきた風船で遊び、出来上がった箱には日本からのお土産を入れてプレゼントしました。子どもたちは、初めての絵の具で色を混ぜる楽しさ、自分の描いた絵が立体の箱になるというよろこびに加えて、ご支援いただいた美味しい日本のお菓子に目を輝かせて、素晴らしい笑顔を見せてくれました。


2日目はイナヤワン地区というゴミ山で生きる子どもたち約20名に、パッケージ作りと風船アートのワークショップを開催。
拾ってきたゴミで建てられた家で暮らす子どもたち。絵を描くその眼差しは真っ直ぐで、キラキラと輝き、弾けるような笑顔をくれました。

ゴミ山では、拾ってきた生ゴミを洗って再加熱して食べている家族も多く、ワークに参加できなかった100名ほどの子どもたちにも、画材やお菓子、ジュースなどをセットにしてプレゼントしました。


3日目に訪れた貧困地区のコミュニティでも、元気一杯の約50名の子どもたちに、パッケージ作り、風船アートのワークショップを開催。
笑顔の子どもたちに囲まれてのワークは、汗だくになりながらもよろこびと幸せを感じる時間でした。


3日間とも午後からは、SEVEN SPIRITの音楽教室に通う子どもたち約50名と、教室の壁に絵を描くワークを実施しました。
このワークは「明日にワクワクする経験をしてほしい。」という想いから、3日間続けて開催。子どもたちは、大きな白い壁に思いっきり好きな絵が描けることに時間を忘れ、明日の続きを心待ちにして楽しんでくれました。


日本からはあえて白・黒・三原色のアクリル絵の具しか持って来ず、混ぜて自分の好きな色を作り出すよろこびも合わせて伝えることができました。


アートという魔法の世界のよろこびを知った子どもたち。私たちが日本に帰国した後も、壁に絵を描き続けているそうです。
そのほか教室の子どもたちには、パケージ作り・風船アート・紙ひこうきプロジェクトも合わせて楽しんでもらいました。


最終日には、子どもたちから演奏のプレゼントをいただき、涙を止めることができませんでした。


セブ島でも、子どもたちと一緒に絵を描く時間はよろこびにあふれ、たくさんの輝く笑顔をもらい、言葉も国境も必要としない絵の力を改めて感じることができる素晴らしいプロジェクトになりました。


今回のプロジェクトは、本当に多くの方々のご支援、あたたかいお心、やさしさをいだだき、成功させていただくことができました。 心より感謝申し上げます。


GOFAR BANKは、この地球(ほし)の全ての子どもたちの笑顔を心から願い、今後もこの「絵を描くよろこびは国境を越えて」の活動を行っていきます。